災害ボランティアリーダー研修

3月2日に行われた府社協主催の研修会の内容は

1.増田浩平氏(障害者地域生活支援センターの相談員)より
 豊岡市における台風23号の被災体験を通して、障害者の支援団体の立場から今後の課題をあげてもらいました。

2.矢守克也氏(人間科学博士)より、生活防災のすすめについてお話ををしていただきました。
 「生活防災のすすめ」については、矢守氏の著書を紹介しているホームページがありますので参考にごらん下さい。
 
3.防災ゲームで学ぶリスク・コミュニケーションの紹介と体験参考資料
 クロスロード(カードゲーム)
 子ども用パネルゲーム(カルタ方式)幼児向け
 家庭用すごろく家庭で楽しめる防災の年中行事

午後からは、実際にクロスロードというカードゲームを行いました。

 

ジレンマ場面で学ぶ災害対応カードゲーム

「クロスロード」とは、「岐路」、「分かれ道」のこと。災害対応は、ジレンマを伴う重大な決断の連続です。
・人数分用意できない緊急食料をそれでも配るか?
・学校教育の早期再開を犠牲にしても学校用地に仮設住宅を建てるか?
・事後に面倒が発生するかもしれないが、瓦礫処理を急ぐため分別せずに収集するか?など...
「クロスロード(神戸編・一般編)」の素材は、95年の阪神大震災の際、神戸市職員が実際に迫られた難しい判断状況をもとに作成されています。さらに
・事前の耐震工事を優先するのか、事後の住宅再建補助を充実させるのか?
・避難勧告(津波警報)が出た後、近所のおばあちゃんを助けに行くか行かないか?
といった一般市民向けにも活用できる課題も盛り込まれています。

カードに書かれている問題には正解がついていません。しかし、それらの問題について、参加したみんなが話し合うことによって、自分たちならではの「正解」を考えることは可能です。
クロスロードの本来のねらいは、防災に関する困難な意思決定状況を素材とすることによって、決定に必要な情報、前提条件について理解を深めることにあります。
そして、多種多様な関係者が互いの価値観のちがいに気づくこと、そしてその違いを乗り越えて、合意にいたる一助とることが目的です。
自治体職員と地域住民とが一緒にゲームに参加すれば、地域の防災問題に関して、事前に合意を形成しておく一助ともなるでしょう。


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